旧車DATA事典


旧車DATA事典 トップページ 旧車データ 懐かしの部品・用語集
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過去形となった懐かしの部品、用品、装備品や用語集を紹介しています
部品・装備品・用語名 / 解説 画 像
あ 行
イグナイターコイル

 トランジスターイグナイターとコイルが一体形の製品
 昭和50年代までは点火系の用品が多数ありました
 この手の製品はカタログの説明を読むと劇的な燃費や加速が向上を期待しますが、実際に性能アップを体感するのは困難です
 始動性の向上は見られたと思います
イナゴ
 トヨタの2T-G型DOHC1600ccエンジンのボアアップ版1750ccエンジンのこと
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か 行
カーキチ
 カー○チガイの意(放送禁止用語を含んでいるため、ここでは書けません)
 今では全く使われない言葉ですが、現代風に言えばカーマニアです
 当時はカーキチに限らず、色々なマニアを○○キチと表現しました
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ガンスパーク
 ガンスパークは、コイルから発生する高圧電流をスパークプラグの頭部に蓄電して、一度に大きくスパークさせる装置・・・(広告コピーより)
 取り付けはスパークプラグに被せるだけなので、簡単です(プラグがキッチリとヘッドカバーに収まるエンジンに装着すると、もの凄くブザマです)
 パワーアップや燃費節減のための商品ですが・・・
 当時の多数ユーザーのリアルなコメント・・・”何も変わらない”(全員)
更正タイヤ(再生タイヤ)
 トレッド(接地部分)を張り替えたタイヤ
 以前は新品タイヤより価格が安いため多く売られていたが、最近は新品タイヤの価格も下がり、耐久性などの問題視があり、一般に売られる事は極めて少ない
 近年は大型自動車や航空機など使用されている
 更正タイヤと再生タイヤを区分する場合もあるが、同じ物と考えられるケースが多い
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コックピット COCKPIT(カーコンポ)

 ナショナルのオーバーヘッドコンソール型カーコンポ
 デッキ、チューナー、イコライザー・・・とコンソールへ収まりきらない悩みを解消!
 画期的なカーコンポでした

 まだ松下電器にPanasonicブランドの無い時代です
さ 行
三角窓

 主にフロントウインドウ前側に装備された縦軸回転式の開閉窓
 走行時に外気の取り入れ、内気を排出する
 クーラーの無い車には必需品だ

 カークーラーの普及と共に減少した
 今では必要ない装備であるし、突起 = 危険物なのであり得ない装備だ
自動車電話
 画像は昭和55年、電電公社の自動車電話カタログです
 ショルダーフォンや携帯電話が出る前です

 設備費80,000円
 毎月の基本料金30,000円
 通話料金(例)320キロ超え 2.5秒(午前8時から午後7時)10円

 高っ!!
衝撃吸収バンパー

 アメリカ車で言う通称「5マイルバンパー」
時速5マイル(約8km/h)以下で衝突してもバンパーが衝撃を吸収し、復元する

 日本国内仕様車は「5マイルバンパー」ほど丈夫ではないが、ほぼ同様なもの
 お世辞も「カッコいい」とは言えない
スパイクタイヤ
 文字通りスパイクピンが埋め込まれたスノータイヤです
 凍結路面などの発進やブレーキングの際に効果を発揮します
 モータースポーツ用のスパイクタイヤは種類が多く、セッティングも奥深い
 先端が菱形に尖ったダイヤモンドピン、中心に穴が開いたマカロニピンなど、底は抜けにくいシングルフランジ、傾きにくいダブルフランジなど、ピンの長さ、スパイク用のタイヤの穴あけ深さ、本数など・・・奥深い。
 スノートライアル用はチューリップと呼ばれる花形の金属パーツをボルト固定する荒技もある
 しかし粉塵問題(路面が削れる)のため徐々に禁止され、スタッドレスに変わりました
セコハン
 セコンドハンド(second hand)の略で主に中古バイクの意味
 自動車の場合、一般に中古車やユーズドカーと呼ばれるのでセコハンとは言わない
 あまり使われなくなってきたが、近年は中古パーツの流通が多いため中古部品を指すことが多い
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た 行
ダルマ(ダルマセリカ)
 初代セリカの愛称
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は 行
光るナンバープレート(字光式ナンバープレート)
 1970年代のヒット商品です
 文字通りナンバープレートの文字部分が光ります
 当然カーマニアしか付けませんでしたが、当時はカーマニア = 飛ばし屋(今の走り屋)の時代でナンバーは目立たないに越した事はありません・・それに気付いたか徐々に廃れて行きました
 1980年代に入ると殆ど見かけなくなりましたが、現在でも販売されています
 数年前から軽自動車にも取り付け可能となりました
パワーウインドウ

 1980年代までパワーウインドウは高級車や高級グレードのみに装備されていました
 そのため跡付けのパワーウインドウが販売されていました
 純正装備に比べると見栄えしませんが、便利さや高級感は味わえました。
 画像は1986年3月の物です
 90年代になると殆どの車に標準装備されましたので、跡付けパワーウインドウは見かけなくなりました
パーソナル無線
 1983年1月1日付けの電波法改正で許可された、手軽な無線(機)です
 出力は弱いですが、誰でも申請するだけで使用できる手軽さによりヒットした商品です
 様々な要因で使用者が減少し、現在製造しているメーカーはありません
 特に自動車電話・携帯電話の普及により衰退したと考えられます
 今現在は使用可能ですが、残念ながらいずれ使用出来なくなるようです
ペップボーイ (現イエローハット)
 昭和50年代前期は”ペップボーイ”の店名で営業していました
 新規店舗は”イエローハット”の店名で営業されるようになり、既存のペップボーイも徐々にイエローハットに変わり、最終的にイエローハットで統一されました
 ダイエー系列のコンビニエンスストア”サンチェーン”が”ローソン”に統一されたのと似ています・・

 画像は当時ペップボーイのお店で配布されていたステッカーです
フェンダーミラー
 文字通りフェンダーに装着されたバックミラー
 昭和58年にドアミラーがOKとなるまでは、全ての国産乗用車はフェンダーミラーだった
 輸入車はドアミラーがOKだったけどね
 道路の狭い日本では車幅に影響しないメリットはあるが・・・
 デメリットは、後続車が小さく見えて距離感がつかみ難く、車線変更などの走行安全面では「ドアミラー」が優秀だ
ボーイズレーサー
 1980年代初頭の言葉
 若者でも購入可能な低価格のスポーティカー(の走り屋仕様)
 主にハッチバックタイプ(2BOX)の軽量車
 当時のFFファミリア、KP61スターレット、シビックなどを指す
 改造パーツも多数出回っていた
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ホタル
 1980年頃流行った点滅ランプで、ウインカーのような物です
 主にリアバンパー下に取り付けるケースが多く、どちらかと言えば暴走系に好まれたパーツです
 色はオレンジ、紫、青、赤、黄色など多種ありました
 
*画像にカーソルを合わせると点灯します
ボルトオン・ターボ

 文字通り、ノンターボ車に特殊加工無しでターボ装着するためのキットパーツ
 あっという間にTURBOエンジン搭載の市販車が増えたので、流行期間は短命でした・・・
 しかしターボ車の改造キットは、この直後から現在まで多数販売されています
ボンファイア(bonfire)
 いわゆる”点火改善装置”で自動車用、バイク用があります
 1960年代に発売され、1970年代には常に自動車、バイク雑誌に広告が出ていました
 ディストリビューターのコンデンサを外し、取り付けるだけでOK
 セミトラ、フルトラ、CDIには対応できず、時代の流れで消えていきました
 自身も1970年代にホンダCB400FOURに装着するも、残念ながら効果は体感できず・・・
ら 行
レザートップ
 文字通り屋根がレザー仕上げになっている車
 高級感のある装備で、一般的に大衆車には採用されなかった
 主にスポーツ感のある高級車にオプション設定されていた
 レザーと言ってもビニール系のトップは傷みが早く、レザートップは廃れていった
英数字
27(ニイナナ)
 TE27型カローラレビン、スプリンタートレノの愛称
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86(ハチロク)
 AE86型カローラレビン、スプリンタートレノの愛称
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510(ゴーイチマル)
 510型ブルーバードの愛称
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